4月、5月と日本の梅雨も顔負けの雨が降りつづいた北イタリア。
6月に入って、いざ夏本番、と身構えているのに中々そうはならず、もう水無月も終わりになる。
昨晩もかなり激しい雨降りになった。
今日昼過ぎになっても、中庭に大きな水溜りが幾つも残っている。
イタリアの6月らしい日差しがかっと照りつけたのは数日だけ。あとは雨、また曇り、そして大小の降雨・・
おどろいたことに、僕は今年、菜園への水遣りをここまで3回か4回しかやっていない。
4月にはサラダ菜をはじめ多くの種まきをするが、今年は雨続きでできなかった。
5月になってようやく、こうしてはいられないと、雨を押して菜園に入った。
以後、気温は上がらないものの、野菜はそれなりに順調に育った。水遣りの必要もほとんどないまま。
僕は菜園にできるだけ多くの野菜を少量づつ作っている。
食べることもそうだが、多種類の野菜を作るのが楽しいのだ。
水遣りの仕事も、草取りも、楽しい。
今年はその水遣りの手間が省けている。
じゃ、楽しくないのかというと・・
やっぱ、楽しいに決まってんじゃン。
仕事が一つ減って・・・