
ホロコースト終焉80周年の記念日には襟を正さずにはいられない。悪夢という言葉さえ無力な暗黒の歴史は決して繰り返されてはならない。
ところがことしの記念日は普通とは違う。
まるでホロコーストを忘れたような反ユダヤ感情の高まりの中でやってきたのが悲痛だ。
全てはイスラエルによるガザ住民の虐殺が招いている仇し草である。
責任はイスラエルのネタニヤフ首相にある。
彼はホロコーストを免罪符にしてパレスナ人を殺戮してきた。停戦合意に至っても虐殺は続いている。
彼の蛮行は反ユダヤ主義のうねりを招いている。
ユダヤ人が、「ネタニヤフと取り巻きのシオニストは我われとは違う」と弁明しても、グローバル世論は承知しない。
人々は、イスラム過激派の蛮行をイスラム教徒と結びつけてしまうように、ネタニヤフ・イスラエルの暴虐を無垢なユダヤ人と結びつけてしまう。
そうやって反ユダヤ感情が湧き上がる。
ネタニヤフよ、もうこれ以上ユダヤ人を貶めるな、と僕は再三再四何度でも繰り返し主張する。
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