【テレビ屋】なかそね則のイタリア通信

方程式【もしかして(日本+イタリ ア)÷2=理想郷?】の解読法を探しています。

2026年01月

メローニ首相ににママごとを押し付けた高市首相の人間失格

高メロ自撮り650

115日から17日にかけてイタリアのメローニ首相が日本を訪問し、高市首相との友情を確認し合った。

友情を確認し合ったというのが、高市首相側が主張する邂逅の成果である。

それは就任以来、台湾有事発言などの失策が多い高市新米首相の、外交劇で得点を稼ぎたいという切実な思いがこもったドタバタ喜劇だった。

当時は既に、高市首相が衆院を解散するという憶測が乱れ飛んでいた。そのため2人の出会いを新聞テレビほかの大手メディアが大きくは報道することはなかった。彼らの主眼は解散総選挙にあった。

ネットメディアもそれは同じだったが、同時にYouTubeを中心にメローニ首相訪日の話題も盛んに伝えた。

ロンドン発のNHK衛星放送が消滅して以来、残念ながら同局の番組を観るのが日ごとに少なくなっている僕は、主にYouTubeで高市首相によるイタリアの相方の歓迎式またそれに続く大衆演芸風会談などをかなり詳細に見た。

歓迎セレモニーの式次第は、たとえ誰が首相でも同じなのだろうが、高市総理の動きはまるで女子高校生にも似た高揚感と幼さとが入り混じり溢れまくっていて、強烈な違和感を覚えた。

それは就任直後、彼女がトランプ大統領の脇でぴょんぴょん跳ね回り彼の腕にすがって満面に笑みを浮かべていた状況を髣髴とさせるもので、見ていて気恥ずかしかった。

高市首相はメローニ首相の隣ではぴょんぴょん跳ねることはなかった。

彼女の腕を同位の者として親しみをこめ自らの腕にからめるような仕草はしても、男に媚びる女が相手の腕にすがって艶笑する姿はむろんなかった。

だが彼女の気分の得意と媚と、さらに英語本来の意味での「ナイーブ」さなどが錯綜した軽挙妄動は、見ていてとても辛いものだった。

高市首相は外交の晴れ舞台で、少女のようにはしゃぐ心を懸命にこらえつつ、歓迎儀式の遂行に心を砕いていることがわかった。だが彼女がそうすればするほど、一挙手一投足が幼く見えたのだ。

そこに輪をかけるかのように彼女は、相方のメローニ首相を「ジョルジャ」、「ジョルジャ」と敢えてファーストネームで、しつこく、呼び続けた。

それは80年代に中曽根康弘首相がレーガン大統領とロン・ヤスの関係を結び、首脳同士が名前で呼び合う関係が定着して以降の、日本側の一方的な昼想夜夢だ。

その悲恋は直近では、故安倍首相がトランプ大統領とこれまたフェイクな友達関係を構築した物語

高市首相は、そこでもまた自身のアイドルの故安倍首相を猿真似て、ファーストネームを連呼する小恥ずかしいありさまを強調しては、メローニ首相を無理にそして無闇に名前で呼び続けたものである。

やることなすことの全てが、まるで女子高生のお祭りのように幼い高市首相の挙動に、メローニ首相が戸惑う様子が見え見えだったが、日本側はそれにまったく気づかないようだった。

その一方で首相職4年目に入るメロ-ニ首相は、極右と呼ばれた時間を経て、政権担当以後はいわば外柔内剛の中道保守とでも形容されるべき「穏健」な極右へと姿を変えた。

そんなメローニ首相には、高市首相が囚われている、男性中心の組織社会で女性が這い上がるために見せる「過剰同一化」の悲哀がない。

片や高市首相は、彼女の絶対的アイドル故安倍首相の腰にしがみついて、過剰に男性に同化する手法で自民党の男ジャングルの中を泳ぎ回りのし上がった人物だ。

彼女は生き延び栄進するに連れて、男への過剰同調をさらに過激に推し進めた。

結果、女性でありながら夫婦別姓制に反対するなどの奇怪な道をさえ歩み続けた。

そしてついには極まって、トランプ大統領の腕にすがって女子高生よろしくぴょんぴょん跳ねたり、メローニ首相歓迎儀式でみせたママゴト外交を、大真面目で遂行する噴飯ものの行動様式を獲得するまでになっている。

彼女はそうした自らのやり方を、再び自身のアイドル故安倍首相のひそみに倣って「世界の真ん中で咲き誇る日本また日本外交」と自画自賛する。

世界の果ての忘れられた島々で、噴飯逆説物語以外の何ものでもない「世界の真ん中で咲き誇る日本また日本外交」をキャッチフレーズに、お祭り騒ぎを演出する高市首相の、心の内奥の無念はいかばかりだろうか。

寂しい境涯にある高市首相がメロ-ニ首相歓迎式典や会談で見せた幼い言動は、彼女の戦争ごっこ好きや極右三昧言動などとあいまって、日本の行く手に垂れ込める暗雲そのものにも見え、憂鬱を通り越して不気味でさえあった。

もっともそこで寂しさを知るほどの感性があるのなら、「世界の真ん中で咲き誇る日本や日本外交」などという、穴があったら入りたいような尻こそばゆいフレーズを臆面もなく口にすることなどありないだろうが。

女性であることを侮られないように死に物狂いで男に過剰同化して、ついには日本のトップにまで上りつめた高市首相が、キャリアの仕上げの段階で女子丸出しにも見えたママゴト外交をやらかしたのは、結局彼女が女性だからというのが理由ではなく、ただの無能な宰相だから、というのがフェアな採点だろう。

世界には彼女のママごとに付き合わされたメローニ首相を筆頭に、サッチャー、メルケル、また歴史を辿れば シリマヴォ・バンダラナイケ、 インディラ・ガンディー、ゴルダ・メイア、 エレン・ジョンソン・サーリーフなどなど、優れた女性リーダーが数多くいる。

そして彼女たちは女性首脳だからではなく、卓絶したリーダーだからそう評価されているのである。





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狂気のトランプ主義を制御しなければ世界はもっとさらに瓦解する

TrumpholdsRutte切り取りヨリ650

 スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムでは、ベネズエラを侵略しマドゥーロ大統領を拉致し去ったトランプ狂犬大統領が、グリーンランドを武力攻撃してアメリカに併合する旨の宣言をするのではないかと見られた。

グリーンランドはデンマークの自治領である。そしてデンマークはアメリカと欧州の32カ国が加盟する軍事同盟、NATOの構成国だ。

トランプやりたい放題大統領のアメリカは、同盟国の一つを武力攻撃するかもしれないと恐れられたのだ。

NATOは集団的自衛権を謳っている。加盟国の一つが攻撃されれば全32カ国が攻撃されたとみなして反撃すると決めている。

つまりアメリカは、仲間の一国であるデンマーク(グリーンランド)を攻撃侵略して、これをわが物にするというわけである。それはNATOと戦争するにも等しい狂った行為だ。

無茶苦茶な論法は、 トランプ目つきが尋常でない大統領にかかれば無茶苦茶ではなく、彼独自のド正論になってしまう。

NATOは、つまり欧州は、恐れおののきつつ怒り、最終対立も辞さないと身構えた。

世界最大最強の軍事同盟が瓦解するばかりではなく、下手をすると内部で軍事闘争が起こる瀬戸際にまで立たされた。

ところがダボス会議に乗り込んだトランプいわく付き大統領は、グリーンランドは攻撃しない、またアメリカにたて突いている8カ国への関税も課さないと渋い顔で表明した。

そこに持ち込んだのは、NATOのマルク・ルッテ事務総長の手腕である。

ルッテ事務総長は、髪を逆立て吼えるトランプ鮫脳大統領をおだてのテクニックで懐柔した。事務総長そっと寄り添ったのはイタリアのメローニ首相だった。

ダボス会議では、トランプ大統領を強く批判したカナダのカーニー首相の演説ばかりが大きく報道された。

カーニー首相は、欧州首脳らが腹に秘めていて、時々そっと披瀝するトランプ大統領への不満を正面きって言い募った。それは多くの欧州人の共感を呼んだ。

だからメディアが大きく取り上げた。

経済的には、いわば生殺与奪の権を隣国アメリかに握られていると言っても過言ではないカナダのカーニー首相は、その観点からは「トランプ蛇」ににらまれたカエルも同然である。

蛇が襲い掛かれば彼にはもはや失うものはなにもない。だから開き直ってトランプ大統領を痛烈批判する演説を行った。それは評価されていいアクションだった。

片やマルク・ルッテNATO事務総長は、トランプ大統領がダボスに乗り込む以前に秘密裏に彼と交渉をし続けたとされている。

ルッテ氏は、欧州の首脳の誰もがそうするようにトランプ大統領をひたすら非難するのではなく、彼を刺激しないようになだめ、すかし、ヨイショのテクニックで繰り返し説得。ついにたぶらかした。

ルッテ事務総長は、意見の対立が極めて多く分断と離反が日常茶飯事とされるオランダ政界を、首相として14年もの長きに渡ってにまとめ統率し続けた経歴を持つ。

今回は彼のそそ交渉根回しの才能が発揮された形だ。

一方でトランプ大統領を褒め殺す彼の手法は、卑屈に過ぎるという批判も多く呼ぶ。

だが米欧が深刻な対立に陥って、ついには武力行使にまで至りかねない瀬戸際でこれを救った彼の政治手腕は、もっと評価されて然るべきだ。

ルッテ事務総長に援護射撃をしたのは、先に触れたように、トランプ大統領にも近いイタリアのメローニ首相ほぼ一人のみである。

EUトップフォンデアライエン委員長も、マクロン大統領も、メルツまたスターマーの独英両首相も、トランプ大統領を非難するだけで対立を回避するる行動を一切取らなかった、いや、取れなかった。

彼らは最終的にはトランプ大統領と決裂する覚悟さえ胸に秘めていた節がある。欧州の矜持と言えば聞こえがいいが、一触即発のきわめて危険な状態だったのだ。

ルッテ事務総長は、前述のようにトランプ大統領を説得してグリーンランドに武力行使はしない、関税も課さない、という言質を取った。そうやってNATOの分裂はいったん回避され戦争の危険も遠のいた。

マルク・ルッテ氏はもっと注目されて然るべきだ。

僕はルッテ氏がオランダ首相を退任したとき、彼の動きの潔さに感銘を受けて記事を書いた。彼の真価はそれ以上であることが今回明るみになった。もっとさらに注視して行こうと思う。

NATOつまり欧州とアメリカは、極めて強い緊張関係のストレスにさらされている。それはひとえに、トランプふと見るとヒトラーに似ていなくもない大統領の破戒僧的行動に原因がある。

ダボス会議ではルッテNATO事務総長の機転で危機はいったん回避された。だがそれは欧米間の深い溝が埋まったことを微塵も意味しない。

中国とロシアは舌なめずりをしながら、それ以外の世界は不安と恐れを身内に覚えながら、米欧の分断の行方を見つめている。

蚊帳の外に置かれているのは例によって、世界の果ての島の洞窟内で不安を極右政治勢力に委ねて騒ぐ、悲壮な若者群に呑み込まれて消滅しようとしてるようにも見える日本国のみである。





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高市長期政権は日本を破壊する可能性が高い

拡大

高市早苗首相は来たる通常国会の冒頭に衆院を解散すると決めた。

あらゆることがアベノコピーの高市首相は、解散総選挙まで安倍元首相の物まねをしているように見える。

今回の動きは2014年のアベノミクス解散総選挙を意識してのものだろう。

安倍元首相はそこで大勝して長期政権を確実にした。

高市首相への高い支持率が本物なら、彼女の政権も選挙で大勝して政権基盤を固め長期政権へと向かう可能性がある。

だが高市首相支持層と自民党支持層が別物なら、事態は違ったものになる可能性もある。

できればそうなってほしいが、自民党は単独過半数を大きく上回る260議席を獲得するという情勢分析もある。

その分析が正しいならば、裏金や統一教会問題等に腹を立てて自民党を拒否すると見られた有権者は、早くもそれを忘れて元の木阿弥の愚民になったことが明らかになるだろう。

彼らは高市政権を支持することで、中国を見下し挑発し燃え上がっているSNS世代に同調して危険な道を行くことになる。

極右勢力が本格的に力を得て燃え上がるのは、主流派が彼らに迎合するときである。

具体的に言えば、自民党が党内の極右モメンタムに圧倒され、外部のそれに肩入れし、正気を保っていた国民が極右の流れに身をゆだねるときである。

裏金や統一教会問題等に腹を立てて自民党を拒否していた人々が、それを忘れて高市政権に肩入れするのなら、まさにその危険の現われだ。

高市政権が続くなら、日本は本気で中国との戦争を憂えたほうがいい。

台湾有事発言を撤回しようとしない高市首相は、いざとなればアメリカと手を組んで中国と戦う腹積もりのようだが、愚かと形容するのも空しい態度だ。

アメリカは日本を助けることなく、日中が戦火を交えるのを高みで見物するか、最悪の場合は日本を見捨てて中国に肩入れすることさえあり得る。

中国に味方するほうが儲かると判断すれば、アメリカは必ずそうすることはトランプ大統領の言動から明らかだ。

日本は目を覚ますべきだ。

たとえアメリカが日米安保条約に沿って約束どおり日本を助けることがあっても、一体何が悲しくて日本が中国と戦火を交えなければならないのか。

中国は難しい国だ。だからといって敵対するのは当たらない。日本はアメリカとの友誼は変わらず大切にしながら、中国ともする道を探るべきだ。

その当たり前すぎるほど当たり前の道が、高市政権が続く限り果てしもなく遠のいていきそうに見える。

今回の総選挙はいつにもまして、日本の政治の重要な節目となる可能性が高い。




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高市首相はメローニ首相のプラグマティズムをしっかり見習え

拡大美人Meloni&高市319原版を450に

ここイタリアのジョルジャ・メローニ首相が1月15日から17日にかけて日本を訪問し高市首相と会談する。

イタリアと日本というG7の味噌っかす国の首脳同士が会って、いったい何を話すんだい、と訊きたいところだが、人は互いにマッチョ且つ男尊女卑な政界を持つ国で、初の女性首相となったともがらだ。なんとなく親近感を覚えるのだろう。

しかも双方ともに極右と規定されることが多い右派政治家である。

そのあたりにこの不思議な邂逅の秘密があるが、それでは国民を納得させられないので、どうでもいいような一応の理屈を幾つも発明している。

いわく、日伊外交関係樹立160周年を記念して両国の友好・協力関係を一層深化させる。いわく、両首脳の個人的な信頼関係を構築する。 いわく「戦略的パートナーシップ」の強化を図る。いわく安全保障協力の強化など、など。

だがその「催し物」は、日本側のほとんど懇願に近い要請で実現したことは明らかだ。

なぜなら、高市首相にはメローニ首相を招いて外交演出をすることで、台湾有事発言に始まる自らの危なっかしい政権運営に少しでも役立てたい思いがある。

片やイタリアにとっては、メローニ首相が日本の相方と会うメリットとは何もない。内政をおろそかにして日本までの長旅をするのは時間の無駄だ。むしろ迷惑だろう。

それでも行くのは日伊間の友情への配慮と、日本初の女性首相となった高市氏への義侠心だろう。

そんな2人だが、政治信条や手腕また人格には、天下一品メローニと生活必需品高市ほどの違いがある。

中卒程度の学力を持つメローニ首相は、15歳でファシスト党の流れを組むMSIに参加し、活発な右翼活動家となった。

2012年には同じ流れの極右政党、「イタリアの同胞」を結成。以後、その泡沫政党を率いて党勢を拡大させた。

そしてついに2022年、総選挙で第一党に躍り出て政権を奪取。イタリア初の女性首相となった。

彼女は選挙運動では声高に、過激に、右派の主張を展開。その期間中は顔つきがほとんど狂暴にさえ見えた。

選挙中、彼女は極右と形容された右寄りの政策を声高に叫びつつ、一つのスローガンをさらに大声で主張した。

いわく、「私はジョルジャだ。私は女性だ。私は母親だ。そして私はイタリア人だ」と。

「私はジョルジャだ」は自らが自立自尊の人格であることを、「私は女性だ」は女性であることを誇ると同時にジェンダー差別への抗議を、「私は母親だ 」は愛と寛容を、「私はイタリア人だ」は愛国の精神を象徴していると僕は見た。

メローニ氏はそうやって国民の支持を得て首相の座に上り詰めた。

ところが彼女は、首相になると同時に険しい極右の言動を控えて現実路線にシフトし、いわば強硬中道保守とでも形容されるべき「穏健な」道を歩みだした。顔つきまで変わり穏和になった。

政治的にも極端な言動は鳴りをひそめ、対立する政治勢力を敵視するのではなく、意見の違う者として会話や説得を試みる姿勢が顕著になった。

敵対していたEU(欧州連合)とも良好な関係を築いた。同氏に懐疑的だったEUの主勢力は、警戒心を抱きながらもメローニ首相を対話の可能な右派政治家、と規定して協力関係を構築した。

彼女はそうやって中道寄りの現実路線にシフトして、イタリアのみならず欧州全体でも一目おかれる「保守政治家」へと変貌した。

そうした変化が可能になったのは、彼女がイタリア共和国のトップとして統率力を発揮し、支持基盤である「イタリアの同胞」に始まる極右モメンタムを抑えているからだ。

片や高市首相は、右翼政治家としての独自の強烈な活動歴はなく、自民党内の安倍極右カルト神殿の一員として男社会に尽くすことで、日本会議神社本庁集団、西田雑魚歴史改ざん組などの支持を得て日本初の女性首相になった。

思い込んだら百年目の極右熱情に支えられた高市首相には、日本のトップとしての独立した強い権限や独自性はない。

前述のカルト勢力に加えて全国に蠢くいわゆる自称文化人やアカデミック層また芸能人などを含む、有象無象のネトウヨヘイト系国民によって操られるパペットであることが明らかになりつつある。

彼女にはメローニ首相が強く意識する女性の権利推進や家父長制社会への挑戦などのイデオロギーもほぼ皆無で、ひたすら自民党男組の虎の威を借りてあたりを睥睨恫喝する存在に過ぎない。

歴史への洞察や知識も不足している高市首相は、軽々と台湾有事即ち日本存立危機発言をかまして、日本のトップとしての自覚も戦略的思考もゼロであることを世界に晒した。

高市首相の中国を敵とみなし、侮り、開戦も辞さないとする危険な思い上がり論法は、日本の加害の歴史も民主主義も知らない特に若年層に指示されて、国全体が熱に浮かされ極右のさらに右方向へと突き進んでいる。

日本は取り返しのつかない事態に至る前に冷静にならなければならない。

中国とのいらぬ軋轢を引き起こして正念場にある日本を、高石首相よりも政治的に存在がはるかに大きなメローニ首相が訪問してくれるのはいいことだ。

メローニ首相には、日本初の女性首相で、極右で、歴史修正主義者の危なっかしい高市氏を助けたいという気持ちがあるに違いない。

極右から身を起こして今や右派政治家として知恵を発揮するメローニ首相が、軽佻浮薄のカタマリのような高市首相を諌めることを期待したい。

それによって高市首相が、トランプ大統領の腕にすがってぴょんぴょん跳ねたり、中国との間に 軍事的緊張を誘発するなどの愚かな火遊びを止めて、シビアな世界政治の舞台に足を踏み入れてくれれば、あるいは戦争の危険はとりあえず遠のくかもしれない。




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トランプにとってマドゥロも高市もどうやらゴミ並みの存在のようだ

早苗マドゥーロトランプ合成650

戦争ごっこ好きな高市首相の台湾有事・日本存立危機発言は、2つの重要な論点明らかにしたという意味でも深刻なものだった。

一つは、いざとなった時、メリカが日本を助けるかどうか怪しいとあらためてわれわれ日本人に気づかせた点である。トランプ大統領の沈黙がそのことを雄弁に語った。

アメリカは、自らの利益に資すると判断すれば日本を切り捨て中国と手を組むことも辞さない、とトランプ大統領は態度で示したのだ。

トランプ大統領はいつか政治の表舞台から去るが、彼の思想は決して消えない。将来、たとえ日本に好意的な指導者が現れても、その哲学彼らの深奥に秘めた意思として生き続ける。

日本にとってアメリカは信用できるが、信用もできない国なのである。要するに中国と同じだ。それが冷厳な実相だ。

今のところ僕を含むアメリカ好きの日本人は、信用度に於てアメリカが中国を凌駕すると信じているだけだ。

二つ目は、日本の国是が台湾は中国の一部と認めていることを、改めて多くの国民に思い出させた事実だ。

1972年の日中共同声明で示された日本の立場を、常に意識していた日本国民はそう多くないのではないか。明らかに意識していなかった者の1人が高市首相だろう。

たとえ意識していたとしても、中国への敵愾心とアメリカへの盲目的な信用またへつらい根性にひきずられて台湾有事発言をした彼女は、世界に向けて自らの無知をさらした。

同時にそれによって引き起こされた賛否渦巻く議論を介して、反高市派の人々を含む多くの日本人が自国の立ち位置明確に思い出した。それは怪我の功名と言っても構わないような出来事だった。

と、思いを巡らせていた1月3日、アメリカ軍がベネズエラに侵攻して、大統領のニコラス・マドゥロと妻のシリア・フローレスを拘束・連行した。

トランプ大統領の意志で執行されたそのアクションはデジャヴ感にあふれた蛮行だった。

ほぼ同じ形でアメリカは1989年、パナマの独裁者マヌエル・ノリエガを拘束した。

またイランやグアテマラやチリなどでは軍事介入やクーデター工作を実行して政権転覆を実現させた。

推測や状況証拠をひもといて見れば、アメリカによる同様の横暴な事例は枚挙にいとまがない。

引っ立てられるマドゥーロ大統領の映像を見ながら、僕はベネズエラと日本を重ね合わせて考えていた。

先に述べたようにアメリカは、自らの利益になると見なせば日本に対しても同様な攻撃を仕掛けかねない。

いや、日本だけではなく、核兵器を保有しない国にはどこにでも同じことをやる可能性がある。トランプ大統領のグリーンランドへの執着やカナダへの食指、またメキシコやパナマへも強欲な触手を伸ばしている事実を見ればいい。

台湾有事と騒いで中国を怒らせた高市首相は、米中の相互経済利益と米中露による世界分割支配構想にとって邪魔、とトランプ大統領が判断した場合、CIAが暗躍して高市政権転覆&首相拘束を実行しないと一体誰が断言できる?



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