【テレビ屋】なかそね則のイタリア通信

方程式【もしかして(日本+イタリ ア)÷2=理想郷?】の解読法を探しています。

2026年02月

台湾有事などなくても島々はとっくに存立危機事態に陥っている

美浜+ゴミヒキ650

沖縄の離島にいる。2月末日の今日は、冬ながら春めいている。

というか、寒くはなく、かと言って暖かいと表現するには涼し過ぎる気候。

要するにもはや春なのである。

イタリアで、冬の間じゅう悩まされる、足指のしもやけもすっかり消えた。

もっともしもやけは、ミラノから東京に着いたとたんに軽減し数日で楽になる。東京の冬はミラノよりもはるかに暖かいのである。

昨年も同じ生まれ故郷の島にいた。ことしよりひと月遅い3月の末だったが、去年のほうが寒かった。

島では連日浜に出る。

島の海岸線は、目に眩しい真っ白なビーチと、波に浸食された個性的な岩峰が混在する独特の景観である。いつ見ても美しい。

ところがその美しい砂浜や岸壁の連なりは、中国から襲ってくるおびただしい量のプラスチックゴミによって激しく損なわれている。

近隣の島では、漂着したペットボトルやポリタンクや漁具や発砲スチロール等々のプラスチックゴミのうち、約8割が中国製という検証もある。

だが、僕が島で目視した限りでは、9割9分が中国製という印象だ。

島では住民が総出で清掃をするが、膨大な量のゴミが漂着するので追いつかない。「焼け石に水」状態である。

最近は僕の生まれた島を含む小さな離島にも、ユーチューバーが上陸して島を探索する。

彼らの投稿をイタリアで見た僕は、質朴平穏な島の自然や文化がオーバーツーリズムに急襲されるのではないか、と密かに危惧している。

それというのも彼らは、砂浜や海岸を埋め尽くしている醜悪なゴミの山から目を逸らして、美しい景色のみを切り撮っては映像を作り投稿している。

うず高く積もっているゴミの山も正面から撮影して、問題提起をしてほしいと願わずにはいられないのである。



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高市早苗首相への公開状

拡大

高市早苗総理大臣

あなたが率いる自民党は単独で定数の3分の2310議席)を超える316議席を獲得する歴史的な勝利を収めました。

選挙戦ではあなたは、旧統一教会との切っても切れない絆の隠蔽、裏金議員の公認問題、不都合な真実からトンズラするためのNHK党首討論欠席など、 汚い手段の数々を使ったと非難されました。

にもかかわらず地滑り的としか形容のしようがない圧倒的な勝利を収めました。

あなたとあなたの支持者はむろん大喜びですが、私は異様とも言える勝率と、あなたの支持者のキワモノ的に風変わりな熱気に大きな危機感を抱きます。

あなたはかつて次のような驚きの言動をくり返しました。

1.1994年10月、国会で当時の村山富市首相に「過去の戦争に関して周辺国に勝手に謝罪をするな」と発言。

2.1995年3月、「私自身は、戦争の当事者とは言えない世代だから、反省なんかしていないし、反省を求められるいわれもない」と衆議院外務委員会で言明。

3.2016年2月には、気に入らないテレビ局の「電波を停めてやる」という主旨の傲慢極まる発言もしました。

スパイやテロリストでもない限り日本を悪くしようと思う日本人はいません。あなたもあなたなりに日本を良くしようと思っている。

しかしあなたの歴史認識、特に侵略戦争を侵略と認めず、むしろそれは欧米の支配からアジアを解放する聖戦だった、とするのは日本極右の十八番そのものの詭弁です。

詭弁を信じて疑わない様子は、戦前、戦時中の天皇制ファシズム遂行者と何も変りません。あなたのやり方、哲学、また歴史認識や知識では、日本は破滅の道を行くしかありません。

あなたは日本 初の女性首相、という誉れを手に入れても本性は隠しきれず、しきりに誤った言動を繰り返しています。

冒頭に述べた誑(たぶら)かし電撃解散は言うまでもありませんが、台湾有事発言、円安バンザイ発言などの後では、お笑い芸人 への威圧発言もかましました。まるでフル稼働の嘘の製造工場のように賑やかです。

これまでの最大の失策である台湾有事発言を、あなたはおそらく、あなたの仲間のネトウヨヘイト系人種集団を前に気勢を挙げる時のノリでつい口を滑らせた。

一国のトップとしての自覚が皆無であることを白状したその発言は、取り下げるべきなのに、あなたはどうやらこれまたあなたの本性である、間違いを認めるどころか「糊塗するのが好き」な習癖によって、頑なにそれを拒否し続けている。

その姿勢は無意味に勇ましいあなたの極右仲間の、嫌中国族の琴線に触れて、毅然として勇ましい上にブレない、などの評価を呼んであなたはますます舞い上がりました。

レアアースほかの経済懸案を持ち出すまでもなく、あなたは外交的政治的に中国と友誼を結んで国益を追求するべきです。それなのに、悪たれ小僧よろしく相手への対抗心を燃やして、人々の敵愾心を煽っています。

しかもそれがあなたの考える「国益」なのですから何をか言わんやです。それは国益どころか、最終的には戦争への道です。

危険域にまで入っている円安への危機感もあなたにはなく、円安にはメリットがあると強弁してさらなる円安に見舞われても、やはり無責任体質の本領を発揮してこれを撤回しない、ということを繰り返しています。

だが経済を筆頭にするそれらの国内政策の課題はさておき、私が最も懸念するのはあなたの歴史修正主義体質です。

日本の加害を徹底否定する幾多の暴言からも分かる通り、あなたは無知かあるいは意図的にか、はたまた確信犯的な動機から歴史修正主義にでっぷりと浸って人生を歩み政治を行っています。

あなたは、あなたが師ともアイドルとも仰ぐ安倍晋三元首相の盲従者であり傀儡です。それはつまり危険な極右ナショナリストと同義語。また同時に、現在の日本の極右の主要な関心事に即して言えば、あなたはそのものずばりの歴史修正主義者です。

歴史修正主義者とは何か。

それはあなたが繰り返し行っている日本の侵略戦争否定、植民地支配の正当化、日本は戦争加害者ではなく「ひたすら被害者である」論など、歴史的事実についての客観的な証拠を無視あるいは改悪し、または捏造し否定するか矮小化して、自らの主張や国家に好都合な形に歴史を改ざんし解釈する者のことです。」

それらの歴史の歪曲者は、あなたとあなたの支持者また仲間、つまり極右カルト全体、もっと具体的には日本会議、統一教会、神社本庁、自民党安倍派などに通底するモメンタムのことです。

その勢力は安倍元首相の在任中に勢いを増し膨れ上がりましたが、彼以前の自民党右派代表の小泉、中曽根両首相時代にも密かにまた時には公然と顕われ膨らみ続けました。

その道のりは、戦争加害の歴史を自虐史観などと批判する極右勢力に国が屈服し、「日本は戦争の被害者」という側面ばかりをひたすら強調して学校で教える風潮を招きました。

そこで重大なことは、知識階級を含む日本国民の多くが、加害の歴史を「向き合いたくない過去」として捉え、そこから目を逸らした現実です。

日本国民は同じ敗戦国で加害者のドイツやイタリアが直視した、辛く厳しい過去から目を逸らして、「無かったもの」としてきたのです。

その結果、広島と長崎の原爆も、沖縄の惨劇も、東京ほかの空襲も全て「日本は被害者」の視点で見、語り、怒りを募らせてきました。

むろんそれは間違いではない。だがその加害者を日本の外に求める態度は間違っています。

なぜなら真の加害者は敵国ではなく国内にいたからです。それが昭和天皇であり、軍部であり、軍事産業閥であり、それらを翼賛して煽り立てたマスメディアです。

広島長崎の原爆も、東京の焼失と全ての凄惨な空襲被害も、沖縄戦も、むろん被害の歴史です。だがそれらは-恐れることなく直視しなければなりません-残念ながら因果応報でもあるのです。

原爆は理由もなくある日突然空から落下したのではない。

イスラエルの横暴がなければハマスは存在せず、ゆえに10月7日攻撃もなかった。またアメリカがイスラエルと共にアラブ諸国への敵対施策ばかりを遂行していなければ、ビンラディンによる同時多発テロも起きることはなかった。

同様に、日本が無謀な戦争を起こし非情な攻撃に狂奔していなければ、原爆投下もなかった。

日本は欧米を猿真似て近隣諸国を侵略し暴虐を重ね殺戮を続けた。市民を巻き添えにした、あまつさえ市民を標的にした無差別殺戮は、旧日本軍が敵に先んじて実践したものです。

結果、日本は世界の憎しみを買った。アメリカは真珠湾奇襲以降ふくらみ続けていた自国民の日本への怨みもそこに重ねて正当化し、深重な決断をした。それが原爆投下です。

原爆攻撃は言うまでもなく無差別殺戮であり戦争犯罪です。

だがその前には既に、日本軍による残虐な無差別攻撃があり戦争犯罪があったことを忘れてはなりません。

例えば日本軍の錦州空襲は人類史上初の、また重慶空爆はそれに続くさらに大規模な無差別攻撃だったのです。

日本軍によるアジアでの無差別殺戮と真珠湾攻撃、さらにそれに続く日米間の殺し合いを通して、日本兵の狂暴残忍な正体を十全に見てきたアメリカは、広島と長崎に非人間的な原爆を投下するのを躊躇しませんでした。

日本人は自らの被害のみを語る前に、加害の歴史をまずしっかりと認識するべきです。そうすることで国民全員を加害者に仕立て上げた昭和天皇と、その周りの軍人またファシスト群像、ジャーナリズムとは無縁の国家翼賛マスコミなどがはっきりと見えてきます。

それらの戦犯はアジアを侵略し、蹂躙し、住民殺戮を遂行した犯人でもあります。日本国民ではなく、それら天皇制ファシズムの追随者こそが戦争の責任者です。そして戦後の日本の痛恨かつ最大の問題は、国民自身が彼らを裁き断罪しなかった歴史です。

日本は昭和天皇、軍部、翼賛官僚また知識人層、軍需産業閥、翼賛マスコミを国を挙げて一度必ず断罪しなければなりません。それが成就するとき日本の被害者は救われ日本国自体も再生します。

日本と同じ鬼の道を歩んだドイツは既にそれをやり遂げています。

敗戦国のドイツは、戦後あざやかに暗い過去を克服して行きました。だがその歴史の歩みは戦後すぐに始まったのではありません。

1970年、ドイツがまだ戦争犯罪の後遺症で苦しんでいた頃、当時のウイリー・ブラント首相はポーランドのゲットー英雄記念碑の前でホロコーストの犠牲者のために献花をしたあと、 おもむろに大地に跪(ひざまず)いて黙祷し世界を驚かせました。

それを政治家のポーズとして捉えることもできますが、彼は「そこに立っているだ けでは十分ではないと感じ自然に跪いた」と追って述懐しました。その後の歴史は、彼の行為が偽善ではなく勇気あるものだった、として讃えています。

彼の真摯な行為は最大の被害者だったユダヤ人やポーランド人を始め、世界中の人々の憤懣を氷解させました。しかし、ドイツ国内の保守派は、今のあなたやあなたの極右仲間と同様に、ブラント首相の行為をやり 過ぎだ、屈辱行為だとして糾弾しました。

彼らは、跪く行為が敗北であり屈服であるという、暴力や戦闘行為に関連付けた考え方をしたのでした。しかしな がらブラント首相の行動は、前述したように、屈服や屈辱の表明ではなく、ドイツが世界から許されて先の大戦の汚濁の中から立ち上がり、再び誇りと尊厳を取 り戻すきっかけを作ったのです。

ドイツの保守派が歴史の事実を受け入れて改心し生まれ変わるまでには、それからさらに時間が必要でした。

ブラント首相の跪座から15年が経った1985 年、つまり第2次対戦の終結からちょうど40年後、当時のヴァイツゼッカー独大統領は、終戦記念の議会演説で「歴史を変えたり、なかったりすることはできない」「過去に目を閉ざす者は、現在に対しても盲目になる」という表現で、ドイツの戦争責任やホロコーストと率直に向き合うよう国民に求めて、世界を感動させました。

戦後40年の節目に行われたその講話で、さらに大統領は「非人間的な行為を記憶しようとしない者は再び同じ危険に陥る」「戦争が終わった5月8日は“敗戦の日”ではなく、ナチスの暴力支配からドイツ国民が自由になった“解放の日”である」とも断言しました。

ブラント首相の謝罪をさらに推し進めた大統領の良心の叫びは、ついに国内の保守派の人々をも突き動かし、ドイツは歴史を真正面から見つめて揺らがない国へと変貌して行きました。ドイツの戦後はそこで終わり、未来へ向けての新しい歩みが始まったのです。

ドイツのブラント首相の行為は、あなたがかつて周辺国に謝るな、と凄んだ相手である村山元首相の、戦後総括談話になぞらえることができます。

一方で日本の加害の歴史を決して直視しようとしない極めつきの歴史修正主義者であるあなたが、なんと首相にまでなってしまったことが日本の危機を表しています。

中国や韓国を始めとする軍国日本の被害者たちの怒りは、徹底した謝罪をした筈の日本 政府内で、これを否定したり或いはないがしろにするネトウヨ閣僚や議員などが続出することから来ています。

閣僚どころか日本のトップであるあなた自身が、 そのあたりのゴロツキのネトウヨよろしく侵略戦争ではなかった、責任など感じないし謝りもしない、勝手に謝るな、などとと欺瞞を正当化するための暴言を吐くのは今後は慎んでほしい。

だが、台湾有事発言ほかのあなたの軽挙妄動を見ていると、大げさではなく絶望的な気分になります。

あなたは、中韓に限らず多くの国々が疑問を持つ靖国参拝を強行するなど、歴代内閣の「真摯な謝罪」を台無しにする行為も平然と行ってきました。それらは日本国内で歴史認識の筋道が未だ確立されず、故にその共有も全く存在しない現状を露呈するものにほかなりません。

そのために中韓はもちろん国際世論の大半が、日本の反省と謝罪は無条件に信用できるものではない、と今もなお判断し続けています。

先の大戦の総括に議論が及ぶ場合には、たとえ対象が中韓であっても、背後にその他の「世界の全て」が控え、監視していることを決して忘れてはなりません。

あなたとあなたの周囲の民族主義者らは、靖国参拝を正当化するとき「国の為に死んだ方々の御霊を慰めるのは日本人として当たり前のことだ。他国にとやかく 言われる筋合いはない」と実にもっともな反論をします。

戦争で国の為に倒れた人々の霊を敬うのは、口に出して言うことさえばかばかしいほど、当たり前のこ とです。その考えは真っ当なものです。世界基準の心の在り方、と言っても差し支えないでしょう。もちろんその心は、あなたとあなた仲間の靖国参拝に猛烈に反発している中韓でさえ同じです。

だが靖国に祭られている戦死者は天皇制ファシズムの犠牲者であり被害者です。あなたたちはそれをあたかも戦争の勇者という視点で見てそこばかりを強調します。

だが彼らは死ぬべき存在ではなかった。生きて人生を謳歌するべき存在だったのです。死した彼らは怨み言を言わない。だからあなたとあなたの仲間は、彼らは天皇のために喜んで死んでいった人々なのだ、と勝手に皇国史観つまりファシズム史観を押し付けます。

あなたの支持母体である民族主義者や反動右翼やネトウヨの皆さんは、世界から目を逸らしたまま日本という辺境の一軒家にこもって、壁に向かって常に怨嗟を叫び続けています。

私が「引き籠りの暴力愛好家」と規定している彼らの視界に辛うじて入っている外の世界は、隣の、彼らにとっての「劣等国」の中韓のみです。

あなた達は同類の者同士でつるんで、隣国の「劣等国民」を罵倒しては自己満足に浸ります。実はそれと同じことを、まさに中韓の一部の人々もやっています。あちらのネトウヨの皆さんです。

反日をあおる中韓のそれらの人々と、日本のネトウヨ民族主義者の皆さんは、実は同じアジアのDNAで強く結ばれた血縁の濃い兄弟です。心が狭く、未開で、無知で、ネチネチと細部にこだわり、怒りっぽい。

中韓のネトウヨの皆さんが怨みつらみに絡めとられて、こめかみの血管を膨らませて日本を罵倒すれば、日本のネトウヨの皆さんは、南京虐殺の被害者数を執拗に問題にし、慰安婦に軍が関わったことを示す証拠はないと重箱の隅をほじくっては得意になります。

挙句の果てには侵略の定義はない、などとかつての日本軍の蛮行をどうにかして否定しようと試みる。瑣末にこだわる粘着質のそうした性根は日中韓で共通しています。

戦後処理と和解には1-法的処理、2-謝罪、3-和解の3段階があるとされます。そのプロセスは加害者側が真摯に誠実にこれを執行するときにのみ完遂します。例えば韓国との間の法的処理は、1965年の日韓基本条約等で既に完成しています。

それを無視した言い分には冷静に対応し、なお埒が開かない場合には、事案を国際法廷に持ち込む可能性も考えつつ、しかし飽くまでも和解を目指している間柄ですから剣呑な動きは最終手段にして、そこでもできる限り話し合いによる解決を模索して行くべきです。

ネトウヨ民族主義者の皆さんは、何度謝罪すればいいのだ、とすぐに目を剥いて蛮声を挙げます。その答えは単純です。つまり、和解が成立するまでは何度でも謝るのです。あるいはそのつもりで相手と対するのです。

こちらに真心があるなら謝罪は必ず受け入れられます。確かに中韓共に日本に対して頑なに過ぎて、和解は遠いと見えることもあります。だが、日本はつい最近まで中韓とも完全和解に向けた歩みを続けていました。

それを停滞させたのは、日本側の事情に限って言えば、安倍元首相であり、彼の金魚のフンであるあなたとあなたの仲間の極右カルト神殿拝跪群像です。

日本は遅まきながらもドイツに倣うべきです。このことは歴史的に繰り返し指摘されてきたことです。しかし日本は全くそれを実践しようとはしなかった。

その苦渋の歴史の流れの果てに起きた鬱陶しい「事件」が、今回選挙でのあなた、高市自民党の大勝利です。

あなたが、あなたの政治家としての卑小な価値から見れば不当な、途方もない大きな比率で選挙を勝ち抜いたのは不吉です。

私はよく、戦争を徹底総括し過去を見事に清算したドイツの極右と、それに準じるここイタリアの極右と日本極右を比較して見、考えます。その度にほとんど絶望的な感慨を抱きます。

日本極右のボスとなったあなたは戦争総括を嫌い、日本の侵略戦争を正当化し、周辺の被害国への謝罪を拒み、天皇制ファシズムを賞賛、希求する圧倒的な歴史修正主義者である点で、欧州のどの国の極右よりも危険です。

それでも私は希望を持っています。あなたが、あなたを慕う若者らの熱い思いに応えることです。それは何よりも先ず戦争をしないことです。

そのためにはあなたは、例えばここイタリアのメローに首相に倣って、極右の過激思想を改め現実路線に舵を切ることです。

現実路線とは、あなたの大好きなトランプ主義とはそのまま仲良くしながら、中国ともロシアとも対話し友誼を求め、北朝鮮とさえ握手をすることです。

手始めに台湾有事発言でこんがらがってしまった日中関係が、今回の場合はひとえにあなた自身の不徳のいたすところであることを認めて、行動を起こすことです。

真に中国に立ち向かう勇気があるのなら、発言の撤回、謝罪などを恐れてはなりません。

それをすることであなたは中国に誠意を示し、何よりも反中国で危険に盛り上がるあなたの仲間と支持者を「あなた自身がしっかりと抑え掌握している」という強いシグナルを送ることができます。





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核弾頭を抱いて寝る高市首相に添い寝するのが歴史修正主義者である

嵐

高市首相が白紙委任を求めた、国論を二分する政策とはいったい何か。それほど難しくない問いに既存メディアを含む多くの答えがネット上に踊っている。

最もポピュラーな推理は憲法改正であり、自衛隊存在の明確化であり、スパイ防止法であり、皇室典範改正であり、外国人差別法の整備などだろう。

どれを見ても極右が改悪に向けてしゃかりきになるなるであろうイシューばかりである。

多くの推論の中で刺激的なのは、内田樹氏が指摘した「核武装挑戦論」だろう。

日本が核武装をするには、実現がほぼ不可能と考えられるほどの高いハードルがある。おそらく最大のものは「宗主国」アメリカを含む国際世論の反発である。

次いで開発費また維持運営費が膨大であること。

国際世論に匹敵する大きな壁もある。唯一の被爆国である日本国民の、核への強いアレルギー&絶対反対論である。

日本核武装論は、日本極右の主上アメリカが、自らの利益のために日本を核武装させるというものである。それはアメリカの国際政治・外交専門誌 「Foreign Affairs」に掲載された論文がになっている。

世界情勢とアメリカの立ち位置、また経済利益を最優先に政策を練るトランプ主義の実相を論理的に分析して、日本の核武装の可能性を説いたもので説得力が極めて高い。

トランプ大統領を含む米保守層の一部に、日本を核武装させようという考えがあるのは周知の事実だ。そこにもある程度の説得力がある。

今はあくまでも少数派だが、トランプ以後もトランプ主義がアメリカを席巻するようなら、もっと現実味を帯びていく可能性がある。

だが、そうならない可能性も高い。

なぜならアメリカのリベラル主流派は、日本に核武装をさせるのはナントカに刃物と同じ、という強い警戒感を抱いている。

第2次大戦を主舞台に激情に駆られて我を忘れ、殺戮と破壊の限りを尽くした暴虐狂気の日本人の姿を、彼らは決して忘れていない。

その陰鬱なイメージにつながるのが、戦争を総括することなく、従って日本人自身の狂気の意味も原因も知らない日本軍国主義者、あるいは歴史修正主義者の群れだ。

言葉を換えれば、高市首相から安倍元総理、さらにはその祖父の岸信介戦犯首相らの系譜へと遡る「激昂する極右」の精神の集合体が、依然として跳梁跋扈している。

そして過去を見つめようとしない彼らは、必ず過去の過ちを繰り返す。だから日本の核武装などもってのほか、というのがアメリカの半分の知性群の判断である。

ところが高市首相と政権を支える極右モメンタムは、歴史修正主義史観にまみれたままで総選挙を戦い、地滑り的勝利を収めると予測されている。

選挙結果が予測どおりになるならば、日本核武装論はあるいはトランプ主義の強いバックアップを受けて、前のめりになる可能性も否定できない。

憂鬱極まりない事態なのである。



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高市首相はトランプもするという北京詣での現実を見ろ

トラプーキンペー抱き合い絵650

世界の主要国のリーダーたちの北京詣(もう)でが続いている。

昨年12月の仏マクロン大統領、ことし1月には加のカーニー首相と英スタマー首相。また今月は独メルツ首相が習近平主席のご機嫌伺いに北京に降り立つ。

彼らは誰もが、中国との経済連携を強めるのが訪問の目的、と主張する。だが本音は、同盟国アメリカのトランプ大統領が、欧州に敵対する動きを続けていることを受けてのリスク分散の動きだ。

欧州にとって中国との経済関係はむろん重要だが、今このときは彼ら首脳は、安全保障上の不安に突き動かされて中国に接近しているのである。

それらの国々は中国を全面的に信頼しているわけではない。

中国の習主席ひとり勝ちの一党独裁体制、言論弾圧、人権侵害、海洋覇権主義、 一帯一路の「債務の罠」政策、戦狼外交の疎ましさ、等々に対する欧米の不信感は根強い。

一方で彼らはトランプ大統領が、習主席にも似た独裁的な権力を振るいつつ、長年の盟友共同体である欧州を軽視、さらには敵視さえする政策を進めることに強い危機感を抱いている。

そのため彼らは、トランプ大統領と不仲の中国に接近しているのだ。敵の敵は味方という構図である。

ところが、そんな折りも折り、トランプ大統領自身も4月に中国を訪問する。

予測不可能というよりも、行き当たりばったりが得意の トランプ大統領は、中国を敵視しながら共存を模索する振りもする。

トランプ独断専行大統領を阻止したいなら、彼を害する以外に道はない。では誰がそれをやる?

習近平の中国か?プーチンのロシアか?はたまたアメリカ抜きのNATOか?

どれも無理だ。アメリカは今この時点では、世界最強&最恐の軍隊を持つ国であり、トランプ大統領はその絶対的な支配者だ。逆立ちしても誰も勝てない。

かろうじてその能力があるのはCIAだろうが、CIAもトランプ大統領の手の内の者だから難しい。彼らが下克上革命を遂行すると決断した場合だけ、あるいは可能かもしれないが。

高市首相はトランプ大統領との友好関係は保ちつつ、中国ともしっかり意思疎通ができる環境を整えるべきだ。

自身の思惑がどうであれ一国のトップになった以上、首相は在野での極端な主張は矛に収めて、現実路線に切り替えるべきだ。

それが経済を停滞させることなく回し続け且つ戦争を回避する最善の方策である。

戦争さえしなければ、今ファシスト気合で盛り上がっている全国の若者は生き残り、そのうちには高市首相のフェイク実像にも気づくだろう。

その後日本が第2次大戦を」総括し、まともな国に生まれ変わるかどうかは分からない。

だが国が存続する限り、希望は死なない。



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独裁者サナエ・タカイチが日本を再生させる


キンペー高市合成650

高市早苗首相の荒唐無稽&抱腹絶倒のスローガン「世界の真ん中で咲き誇る日本、また日本外交」が実現する可能性が高まっている

それを示唆するのは高市首相支持率が最大90%にも上るという統計さえある若年層国民の存在である。

インターネット世代の若者らには、彼らより年齢がはるかに上の高市首相と共通の、反知性的な思考パターンがある。

昔日の日本の、あるいは昭和世代の親たちの、仕事第一主義、伝統的な家族形態への強い執着、努力の神聖視などの古い価値観が、SNSを通して共有され極大拡散されて、それらが日本初の女性首相となった高市氏の成功物語とも重なり、いよいよ若者受けするようになった。

若い世代が高市首相を慕う心理は、ごく自然に反中国感情とも共鳴し重層的に広がって、彼らはさらに興奮し激昂高揚 して我を忘れる。

若者は高市首相の台湾有事発言に対する中国の反発に、その意味を理解することなく、また理解もできないながら“衝動“反発して、高市首相の強硬姿勢を称えますます意気衝天する。

台湾有事発言を撤回しない高市首相の思い上がった態度を支えているのは、中国に対する優越意識であり嫌中国感情である。それは実は、経済大国になり従って軍事大国ともなった隣への畏れと不安の裏返しに過ぎない。

日中の複雑な関係を天皇の赤子論に基づく胡乱な選民意識によって卑小化し、同国から朝鮮、さらにはアジア全体を侵略蹂躙した「暴虐日本の蛮人魂」は、極右カルト信奉者らのなかに今もしっかりと生きている。

故安倍元首相の虎の威を借りて、傲岸な態度で国会内を闊歩し睥睨していた過去からも判るとおり、高市首相には庇護者の力をバックにして威張り散らす傾向がある。

彼女が中国に居丈高になっているのは、既述の日本極右の専売特許である「中国からアジア全体蔑視主義」に加えて、アメリカという虎の威光を笠に着ての背伸びでもある。

彼女は日本の過去の加害の歴史を意図的に無視して、あるいは真にそのことに無知であるがために、天皇崇拝、靖国跪拝、日本会議抱擁、統一教会愛護、神社本庁恭順、また安倍晋三カルト神殿随順、 などの狂信的右翼ドグマに取り憑かれ、そのドグマの威光で中国を屈服させられると考えているように見える。

支持者の若者たちとそのアイドルの高市首相&取り巻きまた今述べた極右カルト勢力の全てには、戦争加害者の意識が完全に欠落している。

そしてもっとさらに現実を直視すれば、戦後の日本国民全体を金縛りにしている「我ら日本人はひたすら先の大戦の被害者」意識が、事態を一段と悪化させる。

戦争の総括を責任放棄したために、日本人はある時点から戦争の加害者であることを忘れて、自らを戦争の被害者と決め込み被害者意識の傷をなめることばかりにかまける性癖を獲得した

戦後の日本人は老いも若きも誰もが、広島、長崎の原爆も東京空襲も沖縄戦の悲劇もひたすら被害者の目線で見てこれを嘆き、恨み、怒ってきた。

ではそこでの加害者は一体誰なのか。アメリカか?連合軍か?中国か?

断じてそうではない。

加害者は昭和天皇であり、軍部であり、岸信介を筆頭にする戦犯である。

戦前、戦時中に日本国民は誰もが戦争を称揚し、喜び、悪鬼となって敵を憎み、勝利に酔い、アジア侵略に興奮した。従って日本国民は誰もが加害者だったという考え方もある。

だが国民をそこに導いたのは天皇を中心とする権力機構であり軍部でありそれを翼賛した多くの戦争共犯メディアだ。

それでもやはり日本国民に罪があるとするなら、国民が国民自身の手で戦犯のただの1人も断罪しなかった痛恨の歴史だ。

米占領軍の意向で天皇が助命され、やはりアメリカの心算で戦犯との取引がなされて、日本の暗部の多くがアメリカによる日本支配のためのツールとして利用された。結果、仕置きの機会が遠のいた、というのは言い逃れに過ぎない。

なぜならば同じ穴のムジナ仲間だった日独伊三国同盟の悪鬼ドイツを見てみればいい。それに続いた小悪魔のイタリアも凝視してみればいい。

彼らは、特にドイツは、日本がアメリカ主導の極東裁判だけで大戦の仕置きを終わらせたのとは違い、「ニュルンベルク国際軍事裁判」の後も徹底して戦犯を追及し処罰し総括した。それは2026年現在の、今も続いている驚くべきアクションだ。

またイタリアは、戦犯の格としてはいわば同国の昭和天皇であったムッソリーニを処刑し、彼の盲従者らの戦争遂行意志を根絶するために、敢えて遺体をミラノの中心広場の一つに逆さ吊りにして晒しものにした。

イタリアは大戦の途中でドイツと仲違いし連合国側に無条件降伏した後、ドイツに宣戦布告した。のみならず連合国側に味方したいきさつもあって、戦後はドイツのような厳しい戦犯追及はしなかった。

しかしドイツの徹底総括は、かつて彼らの仲間だったイタリアの良心も激しく揺さぶり続けた。ドイツの厳しい戦後処理は、ムッソリーニを処刑したイタリアの民衆の反ファシズム精神を刺激し伸張させて、やがて強固なものへと変貌させた。

ところが今日も戦犯の追及を続けているドイツにおいてさえ、驚いたことに近年は極右勢力が台頭している。それどころかイタリアでは、極右ともネオファシストとも規定されたりする政党「イタリアの同胞」が政権党になり、党首のジョルジャ・メローニ氏が首相の座に就いている。

だが日独伊の悪の枢軸を形成した3国のうち、戦前の全体主義勢力の陰湿な精神風土が残っているのは日本極右だけである。それはひとえに戦争総括の欠如と、その結果生じた「加害者日本」意識の消滅によっている。

戦後日本の最大の闇の一つが、雲霞のごとく湧き続ける歴史修正主義者の跋扈だ。高市早苗首相はその首魁なのである。

ヒトラーはヒトラーを知らなかったがドイツの極右はヒトラーを知っている。同じくムッソリーニはムッソリーニを知らなかったが、イタリアの同胞を筆頭にする同国の極右はムッソリーニを知悉している。だから彼らはヒトラーにはならず、ムッソリーニの轍も踏まないと僕は予測する。

たとえ彼らがそこに向かおうとしても、大戦を厳しく総括したドイツとそれに倣うイタリアの両国民、またその影響も受けて全体主義に立ち向かおうとする意志が強固な欧州全体の世論がこれを阻止するだろう。

日本の極右は日本軍国主義を知らない。わずかに知っていても歴史修正主義者の宿命で過去への反省がなく同じ轍を踏む可能性が極めて高い。

いま盛んに右カーブを切って燃えている若者たちは、日本がかつて巨大な加害者だったという戦争の実相を学校で習わなかったために、極右の醜顔を脱悪魔の仮面で覆って「強い日本を」と叫ぶ高市首相に魅入られている。

彼らは被害者である。だが過去を知らない危険で凶暴な被害者である点が憂鬱だ。

彼らはもしかするとごく近い将来、高い支持率に押されて独裁権を握る高市首相とファシズム勢力に加担して、中国に戦争を仕掛けるかもしれない。その時アメリカは、トランプ主義の流儀に則って自らの利益にならない仕事はしないと決め、日本を助けようとはせずにこれを静観する。

結果、日本は第2次大戦の轍を踏んで再び廃墟と化する。だが幸いにも民主主義を信奉するリベラル思考の国民が生き残って、戦場に行かず空爆やミサイル攻撃の難も逃れた権力中枢と軍部を徹底糾弾する。

国民は今度こそ戦犯の全員を断罪し、余罪を徹底追及し、殲滅する。そうやっていま現在のドイツとイタリアに近いメンタリティーの市民が繁栄する日本国が誕生する。

もしもそうなれるのなら、再び廃墟となる巨大な不幸を代償にしてでも日本は生まれ変わったほうがいい。

もっとさらに良いのは、しかし、言うまでもなく戦争が回避され且つ高市政権が崩壊して、ファシストの高市早苗首相が永遠に政治の舞台から去ることである。

だがその後は日本はやはり、忘れられつつある第2次大戦を必ず徹底総括して加害者としての自分を見つめなおし、せめてドイツまたイタリアのレベルにまで民度を高めて、真に世界に信頼される国家になるべきだ。

そうなれば「世界の真ん中で咲き誇る日本、また日本外交」などと、痴呆じみた笑劇スローガンを言い募る必要もなくなる。

なぜなら日本が歴史修正主義者のいない国家に生まれ変る暁には、世界のほうが懸命に日本に擦り寄って来て、日本は嫌でも世界の真ん中に押し祭られて行くからである。

その観測が荒唐無稽という者がいるならば、僕はこう訊きたい。

かつての軍国主義の亡霊が、生霊となって体内に出現したのでもあるかのような荒ぶる高市早苗氏が、日本の首相にまで成り上がった荒唐無稽をあなたは一体どう説明するのか、と。




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