トルコではイスタンブールのロケのついでに、その魅惑的な街をたっぷりと堪能し、さらに世界遺産のカッパドキアまで足をのばした。
イタリアに戻ってからは、撮影素材の少しの編集作業と多くのチャリティー事業及びその準備に忙殺されている。
先週金曜日からの4日間は、ガルダ湖畔の伯爵家で催されるガーデン祭りに参加。祭りは地域振興が目的のイベント。
伯爵家の人々が亡くなったり老いたりして参加しないので、仕事が妻と僕の肩に重くのしかかってくる。少し疲れ気味。
3週間後にはガルダ湖とほぼ同じ趣旨の祭りが僕の住む村でも行なわれる。湖のそれよりもはるかに規模が大きい祭りでは、わが家も会場の一部になる。
毎年2月頃にはじまる祭りの準備は今がピーク。
それは昨年も同じだったのだが、同時に東日本大震災チャリティーコンサートの準備もあったため、僕の頭の中ではそっちの方が優先されていて、ほとんど覚えていない。
今年は東日本大震災チャリティーコンサートに協力してくれた村の人々への感謝も込めて、気を入れて準備作業を手伝っている。たいしたことはできないけれど・・
6月になると、これまた例年のマトグロッソ主催のチャリティーコンサートもわが家で開かれる。マトグロッソは有名な慈善団体。
昨年はマトグロッソの友人たちも東日本大震災チャリティーコンサートに集中してくれた。感謝。
今年は普通に戻って、南米の子供たちを支援するためのコンサートを行なう。イタリア在住の日本人にも参加してほしいが、これは少し難しいだろう。
ガルダ湖の家も含めて、今年もまたそうやってチャリティー事業の多い夏がやって来る。
疲れないわけではないが、どうせ逃げられないのだから、振り向いてこちらから積極的に立ち向かって行こうと思う。
仕事や義務というのは、不思議なことに、逃げれば逃げるほど重圧を増してのしかかって来るものだから。
そして
逃げずにアクティブにかかわるのが何事につけ成功のコツなのだから・・