イタリアの洪水は時期も所も昨年とほんとに似た形で進行している。

 

北のリグーリア州から始まって南に下り、フィレンツェからローマへと進撃中。

 

フィレンツェのあるアルノ川とローマのテベレ川も警戒水域に達した。

フィレンツェ近郊のグロセット県では昨日農夫1人が死亡した。

 

昨日の記事ではベニスの洪水(高潮)の模様を写真でも伝えた。水着姿の観光客が、大きく冠水したサンマルコ広場で遊ぶ様子である。

 

そこには危機感が無いように見える。しかし、それはある意味で開き直った観光客が広場でふざけているだけで、高潮時のベニスは苦難と危機のオンパレードなのである。

 

昨日のこのフィレンツェのように。

 フィレンツェ洪水① 


あるいは1966年の大水害時のこのフィレンツェのように。

 Alluvione_di_Firenze1966


鉄砲雨はイタリア半島をさらに南下して、島嶼部まで襲うと予想されている。

 

その動きは気味が悪いくらいに昨年のそれと酷似している・・