【アンダルシアに「イスラム国」を重ねて見れば】というタイトルで、今のところの
「イスラム国」への思いを書いて前に進もうとあがいている。

あがいているのは、「イスラム国」とイスラム教とアラブ系移民の総体が、極めてネガティブなイメージで自分の中に形成されているからである。

「イスラム国」は悪であり破壊されるべきだ、というのが僕の考えである。だがイスラム教とアラブ系移民はそれとは別だ、というのもまた僕の思いである。

従って3者がすべてネガティブに見えるのは、「イスラム国」の負のイメージに引きづられてのことに違いないと考え、その証拠をけんめいに探しつづけている。

それが僕の「あがき」の正体である。

書けないので、日記的に軽く書き流せることどもを少し書いたりしていた。

しかし、ふっ切れた。

今のままの思いをいったんそのまま書いてこうと決めてPCを開いたところ、作家の百田尚樹氏が沖縄の新聞をつぶせ、と言ったという記事がそこかしこのサイトで大きく取り上げられていた。

面白いので、まずそのことについて書くことにした。

アンダルシア&「イスラム国」は普遍的(特に時間軸が)だが、百田氏のエピソードは明らかに辺野古にからむもので、その意味では普遍的ながら、同時にエピソードである分すぐに立ち消えそうにも見える。

なので、僕も「今」議論に参入することにして、「イスラム国」とアンダルシアの話はその後に回すことにする。

時事問題とそれ以外のテーマの書き方で僕はずっと悩んでいる。

僕は時事問題に対応して素早く記事を書くことが中々できない。新聞記者ではないのだからそれでいい、と自分に言い聞かせつつも、ブログという日記風媒体が好きでそれを利用しているな身としては、忸怩たる思いがいつもするのも事実。

プロのテレビ屋としては僕は、時事問題を「報道番組」、また普遍的なテーマを
「ドキュメンタリー」として制作してきた。

なので、ドキュメンタリー監督である僕は、書くときも「ドキュメンタリー」のつもりで時事問題を掘り下げる、「テーマ中心主義」で書き進めようとは思っている。

でも、しかし、やっぱ時事問題にも報道的にテキパキと対応できたらいいな、というのも本音・・かな。