wanted dead or alive650


 「  渋谷君

長くなるので前便では触れませんでした。


ウクライナ戦争の最も上手い終結法はプーチン大統領の暗殺です。

物騒なことを言うようですが、プーチン大統領は多くのウクライナ市民をおおっぴらに虐殺している悪鬼です。

彼の死についてもおおっぴらに語られて問題はないと考えます。といいますか、語られるべきです。

プーチン大統領の暗殺と言いましたが、実は彼の殺害を隠し立てする必要はありません。

ウラジミール・プーチンという独裁者を何らかの方法で除去してしまえば紛争はいったん収束します。

きわめて難しいミッションですが、米英の諜報組織とNATOの隠密ネットワークが、ある限りの知略と軍略を駆使して必死に工作を行っています。

少なくとも工作の可能性について、彼らはあらゆる視点から考察しシミュレーションを繰り返しています。

名前は言えませんが、信頼できるロンドンやニューヨークの友人らからも情報を得ています。

作戦は一貫して秘密裏に行われます。

前身がスパイである独裁者のプーチン大統領は、本性の全てが密偵の暗い心魂でできている怪物であることが明らかになっています。

猜疑心の塊のようなその怪物は、用心にも用心を重ねて行動しています。

暗殺や謀殺はプーチン大統領の得意分野です。

従って彼は自らを暗殺から守る手法にもまた長けています。

対抗者は、プーチン大統領に悟られないように隠密・緻密に計画し実行することが求められます。

秘密が必須でなければならないもうひとつの大きな理由があります。

西側世界は、プーチン大統領の陰謀や秘密主義や謀略や嘘を、これでもかとばかりに暴き立てています。

それでいながらプーチン大統領を奸計を用いて謀殺すれば、彼と同じ悪を犯すことになります。西側は必死でその責任を回避しようとします。

プーチン排除工作が表ざたになることは決してない、と断言できる所以です。

暗殺によって独裁者を葬っても、騒動がもたらす一時的な変動があるだけで、本質的な変化は起きないことも多い。歴史がそのことを証明しています。

プーチン大統領を排除しても、ロシア国民自体が根本から目覚めない限り実は何も変わらないかもしれません。

プーチン大統領が死んでも、プーチン主義は生き残るからです。

それでもプーチン大統領を一旦放逐することは重要です。それによって停戦が実現しウクライナ国民への残虐行為がとりあえず収まると考えられます。

また動乱が鎮火すれば、恒久和平へ向けての協議もし易くなります。

表立ってなされているプーチン排除工作もあります。

いうまでもなく西側連合によるロシアへの経済制裁です。

経済制裁によってロシアは徐々に疲弊します。それは市民の不満を呼ぶでしょう。不満はやがて憤怒となって政府に向かいプーチン政権が倒れます。

その事変は独裁者を処刑するところまでエスカレートする可能性があります。歴史上多くの独裁者がそうやって最期を迎えています。

しかしながら経済制裁が、プーチン政権を壁際に追い詰めるまでには長い時間がかかります。その間にもウクライナ国民の犠牲は増え続けます。

ウクライナは耐え切れないかもしれませんし、国際世論が惨劇に終止符を打て、と叫んでNATOが軍事介入をする可能性もあります。

西側は第3次世界大戦への恐れから、戦闘には直接関与しないよう気をつけています。経済制裁を武器にロシアに立ち向かうしか方法がありません。

ロシアは西側のその弱みを見透かして、核兵器の使用をしきりにチラつかせて、西側の足をさらに竦ませる作戦に出ています。

西側はいま述べたように第3次世界大戦を恐れ、核戦争を恐れて、ロシアの脅しや嘘や因縁や吹っかけに唯々諾々と従っている。。

とまでは言えないかもしれませんが、軍事的には身動きができずにいます。

ウクライナへの兵器の支援は続けているものの、核兵器の使用を示唆するロシアに対して、こちらも同じ兵器で対抗する、などと威嚇する方法は取っていません。

核兵器による抑止力の恩恵を受けているのは、いまのところはロシアだけです。

だがその状況は永遠に続くとは限りません。

ロシアが戦線を拡大して収拾がつかなくなったり、実際に核兵器を使ったりなどして西側の世論が一変した場合には、西側がついに思い切り、結果第3次世界大戦に突入することもあり得ます。

そうなった場合には、NATOとその友邦勢力は短時間でプーチン大統領と権力中枢を殲滅するべきです。それでなければ報復の連鎖が起きて世界の終わりが来るかもしれません。

核戦争は悪夢中の悪夢です。

業腹ではあるものの、西側は今のところはやはり、限界までウクライナへの軍事支援を続け、一致団結してロシアへの強力な経済制裁を堅持していくべきではないか、と考えます。

                                         以上  」



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