大炎上覚悟でゆっておくことにした。
イングランドはW杯で勝ち進んでいるが例によって説得力がない。
つまり、見ていて面白くない。
これはもう好みの問題だからしょうがない。
とも言えるが、イングランドは地元のBBCのみならず世界の多くのメディアや専門家が常に優勝候補に挙げるにもかかわらず勝てない。
それはつまらないサッカーをしているから、というのが僕の見立てなのである。
イングランドが再び優勝する確率は、日本の初優勝とどっこいどっこいじゃないかな。つまり今のところはほぼゼロ。
と思っていたら日本が先にコケた。
イングランドがコケるようにわら人形に釘を打ち付けているわけじゃないが、イングランドより一万倍は強いドイツもコケたんだから、イングランドがコケナイのはヘンじゃんジャン。
へてからに、イングランドが優勝する確率がなぜほぼゼロかというと、イングランドは相変わらずサッカーをスポーツと思い込んでいるからだい。
ハリー・ケインは優れたストライカーだけど、ファンタジスタではない。
ジュード・ベリンガムはファンタジスタにも近い名手だが、それにも増して優れたアスリートでありスポーツマン。
要するにひとことで言うとヘタなファンタジスタ。
2人がイングランドの強さと、そして弱さの象徴。
現代サッカーではファンタジスタはいらない。ファンタジスタは居場所がない、と知ったかぶりの主張をする者が後をたたないが、じゃ、メッシはどうなの?エムバペはいらないの?ヤマルは?今大会では出遅れているがネイマールは?
チーム全体の堅固さに加えてファンタジスタの彼らがいるおかげで、アルゼンチンもフランスもスペインもブラジルも金城鉄壁と相成って強いの。
彼らのうちの一人がもしもイタリア人であったなら、イタリアは今ごろは相変わらずブラジルとドイツとともに世界サッカーの強豪御三家になるの。ドイツの代わりにスペインかフランス、はたまたアルゼンチンを入れてももちろんいいけど。
さてもはてさてイングランドは。次のゲームあたりであっさり消えそうな気もするが、あるいはここ数年の習いで決勝まで行かないとコケないかも。
これも何度か言ってきたことだが、イングランドはラテンサッカー、つまりフランス、スペイン、アルゼンチン、ブラジル、ポルトガル、かつてのイタリアなどの戦術とファンタジーと遊び心を理解して且つそれを自家薬籠中の物としない限り勝ち目はない。
ラテンじゃない国で唯一強いのはドイツだが、なぜそうなったのかというとドイツはヒトラーを持ったためにサッカーが強くなったの。
は?じゃなくて~。耳の穴かっぽじってよく聞いてクデ。
ゲルマン民族のドイツは、イングランド人同様にラテン民族をはじめとする世界民族にたいして秘めた優越意識を持っている。
のだが、ヒトラーのホロコーストのせいでさんざん評判を落とし自信喪失した。
なので、少し謙虚になって、サッカーでもラテン系のファンタジーの優秀を認めるのにやぶさかではなくなった。やぶさかどころか、大いに進んで取り入れてそれをマスターした。
そうやって彼らのサッカーは同じゲルマンのイングランドの頑なな「スポーツあるいは肉体あるいは筋肉隆々」 サッカーと決別して、スポーツ&ファンタジーが組み合わさった独特のプレースタイルを獲得したわけ。
かくてブラジル、フランス、スペイン、アルゼンチン、イタリア、あるいは昔のウルグアイ等々の強豪に匹敵するコンスタントな力を得た。
イングランドはサッカー黎明期の、未開で乱暴なメンタリティー、言葉を替えればマッチョなスポーツとしての意識からどうしても抜け出せず、未だに時代遅れの、日本風に言えば体育会系の、メンタリティーのままでサッカーをやっている。
だから、見ていてつまらない。
さて。おいおいどっちみち、観衆が見てつまらないサッカーは必ず負けるの。
なぜそうなるのかって?だってイングランド、負けてんジャン。ツーか、1966年以来負けっぱなしジャン。
しかもその間あたかもイングランドが世界最強のつもりで生きてきたジャン。
それじゃ駄目なの。
今回イングランドが大天変地異のガラガラガポーンで優勝したなら、それは彼らがラテンサッカー、つまりゲーム感覚、あるいは遊び精神のサッカーを学んだっちゅーこと。
つまり、それはやっぱりラテンサッカーの勝利ってことなの。
よ~し!!



















